トルコ紀行
2018/2/20~3/7の期間にトルコに行ったので感想とか書いていく
渡航理由と事前イメージ
僕がトルコに行こうと思った理由は、小学生の頃にトルコ人の友達がいたから
でも、もう連絡は取ってないしどこで何をやっているかは不明
動機としてはかなりしょぼいけど、小学生だった僕にとっては外国人が珍しくとても印象に残っていた。
それに親日国だとよく聞いたのも理由のひとつ(今はあんまり聞かない)
周りの友達にこの旅行について言ったら、「危なそう」「行ってみたいけど親に止められる」「トルコってどこにあるの?」などの返答をもらった。
まあ、確かにイスラム国や紛争地帯が近いのであまり良いイメージは無さそうだった。
費用と物価
主な出費
- 航空券:85,000円
- 宿泊費:7ユーロ × 9泊(約8,500円)
- 現地のツアー:約43,000円
- 雑費:約10,000円
物価
当時100円=30リラくらい
- 一回あたりの食事:10~40リラ(300~1,000円)
→ケバブと飲み物で15リラ前後
良さげなロカンタ*1は35リラ前後 ※当然食べる量による
- 衣服:ユニクロと同じくらい
→maviでしか買ってないので他は不明
商品はほぼトルコ産なのでお土産感覚だった
- 電車:初乗り料金が2.75リラ(100円)くらいだった気がする
- 酒:他の飲料水に比べると高いけど、日本とあまり変わらないくらいだった気がする
観光
僕の観光モデルは
2日間「イスタンブール」~2日間「ギョレメ」~1日間「パムッカレ」~1日間「エフェス」
※移動の日を含むと大体1週間が目安
残りの1週間はなにをするか考えていたら終わっていた
ブルーモスク・・・イスラムを一番感じられる、きれい
その他のモスク・・・ブルーモスクに比べて人が少なくてのんびり観光できる
礼拝の時間は中まで見学することはできない
アヤソフィア・・・半分改装中のため開放感があまりない(現在の清水寺みたい)
地下宮殿・・・幻想的、メデューサの顔の像が転がっている
トプカプ宮殿・・・トルコのアジア側を見ることができる、建物の内装以外はあまり好きじゃなかった
ガラタタワー・・・夜のライトアップ時に行くのがベスト、写真映えする
VodafonePark・・・ベシクタシュvsフェネルバフチェの試合があって周辺に大量の警察官と発煙筒、若い警察官とずっと話をしてたけどあまり英語が通じてない
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ギョレメ
〇〇Valley・・・上部が硬い性質を持ち、下部が柔らかい声質を持つ岩が新色によって形成された特徴的な岩がランドマークとなっている。たくさん渓谷があるため見飽きた。
気球・・・雨降ってて乗れなかったので150ユーロほど返金される
地下都市・・・今でいうところの地下シェルター的なの。内部を探検したら結構楽しかった。印象に残っているのは通気口で、地上から地下の居住地に沿って掘られている。他は機械を使うことなく数多くの部屋と外界からの攻撃対処策を施したの防壁と理にかなった製粉部屋など
工芸品の見学・・・2日間滞在したのだけれど、両日とも見せられた。飾りものの皿を作っている工場とonyx?(大理石のような見た目だけど光に照らすと透ける)とかそんな感じの石の加工工場
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パムッカレ
白い温泉・・・インスタ映えする場所、温泉が湧き出てるから温かい
ギリシャ文明・・・全長2kmくらいの博物館(屋外)、劇場が印象に残っている。イタリアのコロッセオは360度囲まれているのに対して、古代ギリシャスタイルは180度だけ囲まれている。
工芸品の見学・・・毎度おなじみの装飾された皿
絨毯の工場見学・・・糸を紡ぐ工程を初めてみた。トルコ絨毯は手作業で作ってるらしい。イスタンブールで仲良くなったトルコ人に聞いた話だけど、これは観光客向けの見世物だとのこと。ここで買えるトルコ絨毯は都市部での値段より良心的だった気がする
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エフェス
ギリシャ文明・・・パムッカレで見たのは広大だったけどこっちはこじんまりした感じだった。日本人のツアー団体がいた。
謎のファッションショー・・・革製品のアピール
工芸品の見学・・・毎度おなじみ
料理
世界3大料理のひとつである。フランス・中国・トルコ
食料自給率が高く、スーパーで見る生鮮食品は安かった。
出店で注文する簡単な料理を除いて、レストランでなにかを注文するとパンが無限に出てくる。
味は普通においしいので、日本人の口には合うと思われる。
ツアーで一緒になったビーガンは食べるものがないと嘆いていた。
おすすめいろいろ
- イスタンブールカード・・・ICOCA的なもの。かなり便利。
- フレッシュジュース・・・イスタンブールの新市街ならどこでも売ってる。安くてうまい。パイナップルジュースを頼んだときは丸々一個を絞ってもらった。
- トルコの高速バス・・・ネット上で快適と噂の高速バス。飛行機みたいに座席に対して一つのモニターがついていて、途中でドリンクのサービスとお菓子をくれる。
トルコの国際空港からはヨーロッパ諸国のほか中東へのアクセスが容易である
陸路での出国もしやすいのでバックパッカーの経由地としても最適だと思う
物価もそれほど高くない
お土産
- 陶器・・・直径10cm程度のものもあり、デザインがきれい。買い漁ってる外国人女性を見かけた。
- 飲料・・・紅茶(万人受け)、ターキッシュコーヒー(ややきらい)、ラク(蒸留酒:すき)、シャルガムスユ(ピリ辛の野菜ジュース:きらい)
- 香辛料・・・エジプシャンバザールにいっぱいある
- 石鹸・・・オリーブ石鹸がいっぱい売ってる
- 繊維製品・・・タオル(綿)、ストール・マフラー(絹)
- 絨毯・・・柄の細かさと素材と大きさによって価格の桁が変わる
これといったバラマキ用のお土産はあまりなかった気がする
主観では、自分や特定の人へのプレゼントであれば選びやすかった
実際に行く人への注意
新市街でのぼったくり・・・かなり有名だけど本当に気をつけてほしい、路上喫煙が多くライター持ってないか?と外国人に話かけられたら大体ぼったくりバーの勧誘。他にも写真取ってと言われた後に仲良くなろうとしてくるのもあるらしい
実際にトルコ人に聞いた話だけど、新市街でのぼったくりバーは裏でマフィアがつながっていることもあるらしく、仮にその場から逃げられたとしても宿までは気を抜けない。英語で話しかけられたら基本的には信用しないほうがいいかも
女性の方が被害に遭いにくく、主なターゲットは男性であるとのこと
ツアーで一緒になったフィリピン人が被害に遭っていた
旧市街と新市街の違い・・・旧市街にはぼったくりバーのような危険を伴う詐欺はない
ただ、絨毯見ていかない?ってめっちゃ言われる
日本語の話せるトルコ人・・・イスタンブールにいる時に観光名所が多いところを歩いているとだいたい日本語で話かけられる。ツアーの代理店の人も日本語が堪能だった。
ちょっと話して店にいくと必ず紅茶を振る舞われる。紅茶にはリンゴやザクロなど他にも種類があるけど、メジャーなのはリンゴ。
後悔したこと
ハマム(サウナ,垢すり)
アゼルバイジャンへの渡航・・・個人的にはかなり行きたい国のひとつ、トルコからのアクセス良好
ジョージア(グルジア)への渡航・・・夜行バスを一緒に乗った日本人におすすめされた、料理がおいしいらしい
おまけ(ドバイ編)
トルコに行くのにエミレーツ航空を利用しました。あえて長めのトランジットを選んでドバイを散策しました。関空発だと到着時刻が早朝なので店が開くまではひま。
特にゴールドスーク方面は行くことをおすすめしない。
ドバイモール方面は遊べるしかなり時間を潰せる。
ドバイモール・・・最寄りの駅からモールまで直通だけどかなり歩く。全館FreeWi-Fiが飛んでるので最高。ブルジュ・ハリファでかすぎ。
ドバイ国際空港内は5つくらいのセクションに分かれているので歩き回るのもあり。
お土産を買うならGateBかAで済ますのが良い
*1:ロカンタ:大衆食堂