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韓国・DMZツアー(DMZ Tour in Korea)

2018/08/28にDMZツアーに参加しました。

参加手順と当日の流れなどを報告していきます。

 

 

 

 

DMZJSAについて

DemilitalizedZoneの略称です。韓国と北朝鮮の国境線からそれぞれ2kmの幅、合計4km分がDMZとなっています。

DMZ内には村があり、その村は国からの支援を受けています。

農作業用の土地も国のものであり、農業をする権利だけが住民に与えられています。

農産物は、高麗人参や豆が有名となっています。

また、小学校や中学校があります。

記憶が定かではないけど、高校からは留学というかたちになるってガイドが言ってました。

留学と聞くと海外ばかりを想像してしまうけど、その地を離れること自体が留学っていうことを初めて知った。

Joint Security Areaの略称です。

これはDMZの中にある一部分であり、米軍が管轄しています。

JSAの中にある建物が、「板門店(panmunjom)」というもので、よく写真や映像でみる青いやつのことです。

ここで、韓国と北朝鮮の偉い人が会議します。

ちょうど国境線を跨いで建っているので、建物中で北朝鮮に足を踏み入れられます。

 

 

ツアー料金・予約

6000~13000円くらいの幅あります。

午前だけ参加するなら1万円以下、全部参加するなら1万円以上かかります。

予約は日本からでもできるし、飛び入りも不可能ではないらしいです。

韓国に着いてから何をするか予定を決める人には、ホテルやゲストハウスでツアーについて相談してみると予約してくれるでしょう。

ただ、朝が早いのでツアー会社の集合場所付近に泊まっていないと厳しいかもしれません。

 

 

 ツアー日程

僕が参加したのは、8:30~17:00くらいまでのやつです。

参加した感想としては、「昼過ぎまでのツアーで良かったかな」と感じています。

 

- 8:00 ツアー会社の集合場所に行き、受付を済ます

- 8:30 観光バスで1時間半くらいかけて、現地まで移動します。

その間、検問を2つ3つほど通ります。韓国の軍人によるものと米軍によるものがあります。それぞれでDMZJSAで管轄が違うからです。

検問所を通ってからは写真撮影できる場所は限られ、ガイドの言うことをしっかり聞かないとツアーが中止になりかねません。

- 10:30 米軍による英語での説明があります。

説明の前に、宣言書を記入します。

「死ぬ可能性があることを承知してね」という内容です。

その後、スライドを用いて、DMZの歴史を話してくれます。

アメリカ人の英語は早くてなかなかついていけなかったので、日本人はスライドを見て適当に過ごすしかない。

ツアーの参加者は、45%:日本人,35%:中国人,20%:西洋人みたいな感じだった。

夏休み最終日間近だからかわからないけど、8月末は日本人がかなり多いらしい。

- 11:00 板門店まで、軍人の運転で移動します。

ここからはツアー会社の運転手ではなくなります。

その回のツアーは日本人が多かったから、道中の説明はガイドがしてくれました。

本来は米軍による説明が行われます。

- 11:10 板門店に到着し、写真の撮っていい向きを教えられます。

建物の外と中で、それぞれ時間が5分くらいしかないので、ゆっくりできません。

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↓人が立っている側は、北朝鮮領です。f:id:deliciousbanana:20180905013214j:plain

↓マップ上の破線が国境線となっています。f:id:deliciousbanana:20180905013209j:plain

- 11:50 昼食に行きます。

よくツアーについている食堂的なところで、ご飯を食べます。

プルコギか石焼きビビンバを選べました。

その食堂の周りには、自由の橋や銃で撃ち抜かれた機関車が置いてあります。

早く食べ終われば、自由時間が30分ほどできるので全部見て回れます。

 

午前の部はここまでです。

午後の部に参加しない人でDMZのお土産を買いたいひとは、食堂付近にお土産ショップがあるので買って帰りましょう。

 

- 13:00 集合時間・移動

- 13:30 第3トンネルに移動します。

ここでは、DMZの文字のオブジェクトや朝鮮半島が分断されていることを示す像があります。

トンネルに入る前に、歴史を知ることのできる映像を見ます。

これは日本語の副音声があるので、完全に理解できることでしょう。

その後、すぐそばにトンネルの入り口があるので入ります。

往復1kmの道のりとなっていて、かなり急な坂が半分くらい続きます。

残りの半分は160cmないくらいの穴を進んで行きます。

ダイナマイトで掘られている跡が見られました。

正直、あまり運動のしない人にはしんどく、特に見どころはありません。

ただ、トンネル内にある列車に乗れるツアーがあるらしいので、気になる方は調べてください。

ここに併設されているショップが一番お土産が置いてあります。

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↑よく見ると朝鮮半島に凹凸があり、分断を示しています。

- 14:30 都羅山駅周辺での自由時間となります。

まずはじめに展望台に行きます。

僕が行った日は豪雨でしたので、何も見えませんでした。

晴れていれば、北朝鮮の旗や住民の農作業が見られるらしいです。

その後、都羅山駅に行き、入りたい人は記念きっぷを買うと構内まで入ることができます。

記念きっぷは、日本円で100円200円くらいでした。

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↑自由の橋の中間にあるもの

- 15:30 帰路に着きます。

また、検問があるので軍人が乗り込んできます。

その際にパスポートの顔と一致しているかの確認または人数の確認をされます。

なぜ違いがあるのかというと、軍人の慣れによるものです。

なんか結構ゆるゆるだよね。

- 17:00 ツアー会社の集合場所に到着・解散

道の混み具合によっては19時に着いたりする場合もあるらしい。

 

 

 

終わりに

日本人で若い女性の参加者は、いませんでした。

韓国にくる若い日本人女性は、ファッションや美容やアイドルに夢中なので仕方ないかもしれません。

ソウル市街では日本語をよく聞いたので、来訪者は多いでしょう。

思い出作りには、かなりいいのでDMZツアーに参加してみてはいかがでしょうか。